花粉症治療 体験記 第5話「初めて飲む花粉症のお薬。そのお味は?」
こんにちは。
墨田区立花にある厚生クリニック 理学療法士 高原です。
前回の記事では、
僕が花粉症を治すために舌下免疫療法を行うこと、
スギ花粉舌下錠というちょっと変わったお薬を使うこと、
を書きました。
今回は、初めて飲んだスギ花粉舌下錠の感想をレビューします。
まず、大事なこととして、スギ花粉舌下錠を初めて飲むときは、処方された医療機関の中で指示に従って飲みます。
初めて飲む場合は「アナフィラキシーショック」のリスクがあるためです。
もしショックを起こしてもエピペンなどを使用して対応できる医療機関の中で30分間は待機して様子を見ます。
2回目以降はどこで飲んでもOKです。
包装はこんな感じ。

通常の錠剤のようにプチっと開けるのではなく、カバーをめくるような仕様でした。

触った感じは溶けやすいラムネのような感じです。
通常の錠剤とは違い、かなり溶けやすそう。
手が濡れた状態で触ってしまうと口に入れる前に溶け始めてしまうので要注意です。

このお薬、3~5年間は毎日飲み続けます。
と、なると気になるのはその味。
どんなに苦い薬でも数日なら我慢できる。
でも年単位で苦い薬を飲み続けるのは、なかなか根気がいる。

あれ?
全然苦くない。薬っぽい味がしない。
むしろほんのりやさしい甘み。

お紅茶を淹れたくなる感じの優雅な甘み。
決して押し付けがましくない、秋風に運ばれくる金木犀の香りのよう、、、
というのは過言だが、決して不味くない。
薬の中ではかなり美味しい部類に入るんじゃないだろうか。
そんなことを考えているうちに、薬はどこにいったかわからなくなるほど早く溶けてしまいました。
「1分間は舌の下に置いておく」と書いてありましたが、1分間したらほとんど溶けて、どこに行ったかわからなくなります。
あとは5分間飲食しなければ終了!
あれ?意外と楽です。
水もいらないし、これなら続けられそう!
なにより味が甘い!

ということで毎朝こんな感じのテンションで内服できています。
飲みやすく作ってくれた製薬会社さんに頭があがりません。
