舌下免疫療法にかかる費用は?対処療法と比べて高いのか?比較解説!
花粉症やダニアレルギーの根本的な治療方法として有効とされている舌下免疫療法。
はじめてみたい!と思うと、気になるのは「お金」の話。
今回は舌下免疫療法のコスト面を、従来の対処療法と比較して解説したいと思います。
舌下免疫療法は合計でどのくらいお金がかかるのか?
スギ花粉アレルギー、ダニアレルギーに対する舌下免疫療法は健康保険が適用される治療です。
もちろん、点鼻薬や点眼薬などによる対処療法も保険適用です。
まず、舌下免疫療法にかかるお金をざっくり計算してみます。
- 1ヶ月あたりの費用目安(3割負担の場合)
- 診察代+お薬代: おおよそ 2,000円〜3,000円程度 。
- 初回のみ、アレルギー検査(採血など)が必要な場合は別途 5,000円前後の費用がかかります。
- お子様の場合、自治体の「子ども医療費助成」の対象となります。
舌下免疫療法の治療期間は3〜5年間が推奨されています。
仮に5年間治療するとして計算してみると、、、
60ヶ月(5年間)× 3,000円 = 180,000円
合計で18万円、、、
決して安い金額ではないですね。
しかし、長期的に点眼薬、点鼻薬、内服薬を使い続けるコストと比較してみると、見え方が変わってきます。
生涯コストで比較する「対症療法」vs「免疫療法」
一般的な対症療法(症状を抑えるだけの治療)は症状を和らげる目的であり、根本的な治療ではありません。
つまり、症状自体は一生続きます。
つまり、総合的なコストで比べようとしたとき、対処療法は一生分のコストとして考える必要があります。花粉症は人によって発現する年齢が異なるため、ここでは一旦30年間と仮定します。
対処療法のコストは診察代と薬代(飲み薬・点鼻・点眼)で1シーズン(約3ヶ月)10,000円程度と仮定します。
すると、、、
| 比較項目 | 舌下免疫療法(5年間で終了) | 対症療法(30年間継続) |
| 年間の費用目安 | 約 36,000円 | 約 10,000円 |
| 合計費用 | 約 180,000円 | 約 450,000円 |
| 治療のゴール | 体質改善・薬からの卒業 | その場の症状緩和 |
1年間の費用としては舌下免疫療法の方が安いですが、合計でみると舌下免疫療法の方が安く済むことがわかります。
今回は対処療法の治療期間を30年間と仮定しましたが、これが長ければ長いほど差が大きくなります。
発症年齢が低いほど、その後の花粉症治療期間が長くなるため、特にお子さんや若年者の場合では経済的効果が大きいと言えるかもしれません。
30年、40年と続くアレルギー人生を考えると、数年間で集中して体質改善を行う舌下免疫療法は、経済的なメリットも非常に大きい治療法と言えます。
「毎年、薬代を払うなら根本的に直してみたい」とお考えの方はご検討してみてはいかがでしょうか。
